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かみさま ほとけさま・・・「広辞苑からの知識です」 ★コンクラーベ 法王に次ぐ地位である枢機卿たちがバチカンのシステイーナ礼拝堂に集まり、秘密投票で法王を選ぶ。選挙権を持つのは８０歳未満の枢機卿。被選挙権は全男性カトリック信者にあるが、慣例で枢機卿の中から選ぶ。投票は全体の3分の2を超える票を得る者がでるまで続く。法王が決まれば、白色の煙を、決まらない場合は黒色の煙を出して外部に知らせる。今回は決まった場合にのみサンピエトロ大聖堂の鐘を鳴らす。１２日かかっても決まらない場合、過半数の得票で選ぶことができる。 ★大宇宙ビッグバン 原始宇宙は液体!? 日米研究グループ「気体」の予想覆す ビッグバン（大爆発）から百万分の一秒後の原始宇宙の物質状態は、物理学看たちが予想してい た気体状ではなく、粘性のない「理想的な液体」のような状態だったことを示す証拠が、米ブルックヘプン国立研究所の重イオン衝突型加速器による実験で得られた。日米の共同研究グループが十八日、米国物理学会で発表した。 物質の最小単位である素粒子のクオークは、糊（のり）の役割をする別の素粒子（グルーオン）の「強い力」で結び付けられ、三個一組で陽子や中性子を構成している。誕生直後の超高温だった宇宙では、強い力から解放されたクオークが単独で存在していたとされる。この状態は「クオーク・グルーオン・プラズマ」と呼ばれ、これまではクオークとグルーオンが自由に飛び交う気体のような状態だと予想されていた。 研究グループは、金の原子核を光速近くで正面衝突させ、約二兆度もあった原始宇宙のエネルギー状態を再現。素粒子の運動を測定した結果オークとグルーオンが無秩序に動ぎ回っているわけではなて、粘性のない「完全流体として振る舞っていることをデータが得ちれた。 実験に参加した東大原子核科学研究センター浜垣秀樹助教授は「ヘリウムの超流動のような完全流体が、超高温・高圧の原始宇宙で実現していたことは非常に驚きだ。予想が覆されたことで、宇笛と働嘗の根源的な研究が大きく前進すると思う」と話している。（産経新聞H17.4.19) |
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