アインシュタイン博士が語る天皇
ノーベル物理学賞を受賞したアインシュタイン氏は受賞翌年の大正十二年(1923)に来日した。彼が日本でみたものを次ぎのように語っている。

近代日本の発達ほど世界を驚かしたものはない。その驚異的発展には他の国と違ったなにものかがなくてはならない。果たせるかなこの国の歴史がそれである。この長い歴史を通じて一系の天皇を戴いて来たという国体を持っていることが、それこそ今日の日本をあらしめたのである。

 私はいつもこの広い世界のどこかに、一ヶ所ぐらいはこのように尊い国がなくてはならないと考えてきた。なぜならば、世界は進むだけ進んでその間幾度も戦争を繰り返してきたが、最後には闘争に疲れる時が来るだろう。このとき人類は必ず真の平和を求めて世界の盟主を挙げなければならない時が来るに違いない。

その世界の盟主こそは武力や金の力ではなく、あらゆる国の歴史を超越した、世界で最も古くかつ尊い家柄でなくてはならない。世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。それはアジアの高峰日本に立ち戻らねばならない。我々は神に感謝する。神が我々人類に日本という国を作って置いてくれたことである。」

A・シュタインの名言
日本の家族制度ほど尊いものはない。欧米の教育は個人が生存競争に勝つためのもので極端な個人主義となり、あたり構わぬ競争が行われ、働く目的は金と享楽の追求のみとなった。家族の絆はゆるみ、芸術や道徳の深さは生活から離れている。激しい生存競争によって共存への安らぎは奪われ、唯物主義の考え方が支配的となり、人々の心を孤独にしている。

日本は個人主義はごく僅かで、法律保護は薄いが世代にわたる家族の絆は固く、互いの助け合いによって人間本来の善良な姿と優しい心が保たれている。この尊い日本の精神が地球上に残されていたことを神に感謝する。

上記のメッセージは心無い人は後で作文した偽物であるという。しかし、”アインシュタイン・神を語る”を読めばその考えが明確に理解できる。かれは、宇宙規模の宗教のみが人類を救えると述べている。この発想はお天道様に通じるのではなかろうか。と壱岐国ルネッサンスでは考えた。

日本訪問(大正12年11月17日)

アインシュタイン神を語る

エピローグ

この人の閃きからあの大量破壊兵器を導いたことは何たる歴史の皮肉だろう。H21.7.17産経

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