壱岐日報社説から 『壱岐っていいなぁ』と思われる島に・・・・壱岐の唄
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「自然には人から聞いたり、映像を見るだけでは分からないことを直に肌で感じさせる力があります。心がすさんだ時、何かをがんばろうとした時など、様々な場面で自然と触れ合うことは、すごく大切なことだと思います。日々の生活で疲れた人達が、壱岐の自然に触れることでリフレッシユし、壱岐を出るときに『壱岐っていいなぁ』と思われるような島になって欲しいです。壱岐に住んでいる僕達が、壱岐を守っていきたいと考えています。」これは、壱岐の自然を守る会(会長・長田徴市長)が、標語・作文・ポスターの三部門で、児童、生徒から作品を募り、毎年実施しているコンクールの、中学生の作文・最優秀作品のラストの一節。自然を身近に感じながら、心を癒す自然、壱岐の島の自然を自分達が守っていきたい。美しいこの島の自然がいつまでもそうあってほしいと願う心の素直さがストレートに伝わってくる。この他の入賞した作品も同様
で、ポスターの部の作品も、力強くそれを訴えているものばかり。大人の我々が勇気づけられ、、心暖まるようである。
冬になり寒気が強まってくると、常緑樹などを除いて、彩りが少しずつ薄れてゆくが、今、山道の道脇などで咲くツワブキの花の黄色がとても美しく、ハゼの葉の紅葉なども見事で、そうした草花や樹木などを眺めていると、島の自然の息吹が感じられ、大切にしなくてはならないことなど、誰に、でも理解できるように思われるが、ゴミの不法投棄や開発しかけたままで放置され、赤い土がむきだしになっているような場所を見るたび、逆にまだまだ豊かとされる自然環境の継承が島民皆にアピールされているよ
うに意識される。
動植物だけではなく、島を形作る鉱物なども含めた、あらゆる自然と人、社会の環境が調和して、自然から人への恩恵に、壱岐を超えて地球という星、さらに宇宙に感謝し、愛すら抱きながら、日々、そうした自然を、身近に感じて暮らしたいもの−などと、それらの優秀作品の数々を見、読み子どもらの心がストレートに訴えかけてくるし、自然の大切さが、こうして原稿を書いていてもひしひしと伝わってくる。
何に関しても物質的な豊かさを先行させるこの社会の中で、島の自然、子どもたちの心とその作品から、心の喜びと充足、真の豊かさ、生命をつなぐ自然の循環の必要性を、大人社会が問い詰められ、麗Lいふるさとを大切にし、次から次の世代に受け継いでゆくことの責任など、これからの国=ふるさと=づくりに望まれていよう。まさに「壱岐っていいなあと思われる島」−である。
(壱岐日報社説平成17年11月21日から転載)
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