壱岐の観光を考える・・・・戦後(昭和25年)日本の再生は子供たちの育成と考え・・・日本移動教室協会を設立(社団法人)・・・故理事長:入江考一郎氏の言葉は深い。

             観光は光を観る、人の温かさで、人をもてなすことが基本である。
 壱岐は漁業と農業の収入と観光収入が同じで、島の経済を支えているという。観光の占める割合は大きい。しかし、観光は経済だけで計れるものではない。経済優先にしてきたツケが全国の観光地にあらわれている。「敵味方鎮魂地球平和祈願」を観光イベントと考えたところにも壱岐の人の間違いがあった。

 
観光は光を観る、人の温かさで、人をもてなすことが基本である。これを助長してくれるのが自然であり、そこの歴史・民俗習慣である。壱岐国ルネサンスで『耶馬台国五文字の謎』(角田彰男著)を記念出版したが、壱岐の人はどんな評価してくれたか解らない。

しかし、朝日新聞などに書評が載り注目されている。また、歴史の深さは廷喜式内社が壱岐国には24社も現存しているのも誇りに念わなければならない。感謝の気持をもつことである。訪れてくれる人に感謝の念いが観光の心である。目に見えない世界を感じることが、観光の温もりを自然に醸成でき、壱岐国ルネサンスは教訓であった。

観光とはそのA 島に生まれて、島に生かされて(情報源:壱岐日報H20.10.27)