過去最多の出席者で盛況 東京雪州会の平成16年度総会 東京雪州会幹事長 牧 山 康 敏 東京雪州会(森谷正規会長)は去る七日、平成16年度総会、並びに懇親会を東京・千代田区の「アルカデイア市ヶ谷 私学会館」で開催した。 故郷・壱岐市からの来賓を初め過去最多の出席者で賑わった。来賓として壱岐市から長田徹市長、山ロ壮三県議会議員、瀬戸口和幸市議会議長、山田伸博長崎県壱岐支庁管理部長、村田好弘壱岐観光協会長らのほか、福岡、関西、東海の各地区壱岐人会会長も出席。壱岐市制施行後初の総会だけに、会場のあちこちで活発な情報交換や懇談の輪が広がった。 総会では執行役員の改選に伴う人事や「幹事」制の新設、十六年度活動・会計収支などを報告。来賓として挨拶した長田市長は市制施行後八ヶ月を振り返るとともに市の近況を説明した上で「四町合併による壱岐市の発足はゴールではなく新しいスタートです」と語り、初代市長として今後の課題に取り組む決意を改めて表明。また山口県議も壱岐市の振興策を県政の場でも取り上げる姿勢を示した。その上で両氏とも東京雪州会の故郷に対する期待感もにじませた。 総会での情報交換を通じて壱岐市が今大きな転換期にあることを痛感し、加えて地方自治の難しさも再認識した。しかし、その反面、将来に向けての大きな期待のうねりも確実に押し寄せてきていることを実感した人たちも多いと思う。 激動する国際社会にあって「市制」の仲間入りを果たした私達の古里が、困難を克服して更なる発展に向けて前進するするよう期待したい。そして、雪州会としても側面から出来る限り協力して行きたい。 懇親会でのアトラクションでは郷ノ浦町出身テノ−ル歌手・市山恵一さんが鍛え上げたノドを披霹し、会場全体を魅了。その後は福引抽選会に移り、各方面からご協賛いただいた盛り沢山の景品に会場の雰囲気も最高潮に達するなど錦秋の一日を楽しんだ。この紙上を借りて壱岐市の多くの方々や会員各位にご協力いただき、御礼申し上げます。 ※写真は竹富鉄一副会長が撮影(壱岐日報H16.11.16から転載) |