心だに 誠の道に かなひなば 祈らずとても 神や守らむ!!菅原道真(爾自神社)

       2年生7人が決意発表
         今年も全校生徒で岳の辻へ
              第35回沼津中学校立春登山


 沼津中学校(上田清人校長、二十八人)の伝統行事・第三十五回立春登山が今年も「立春の日」の四日行われた。同校の立春登山は、元服壱にあたる十四歳(二年生)の自覚を高め、志を新たにすることを目的に毎年行われており、生徒たちは今年も午前五時四十五分に沼津の小岳の辻を出発、岳の辻山頂を目指し歩き七時前に頂に到着した。 

 天候に恵まれた今年の立志式は、上田清人校長が
「誠実に生きること、真心をもって接すること、自分の生き方に責任を持つことの三つを胸に歩んでほしい」、須藤正人教育長が「志、目標、夢は実現するためにある。ただただひたすらに前進してほしい」などと激励。続いて恒例の詩吟「偶成」を皆で披露した。

 式典では、一年生代表・入江莱里奈さん、三年生代表・内山栄里華さんが祝辞を述べた後、二年生代表・長岡功嗣郎くんが修学旅行で知覧特攻平和会館を訪れた経験から「多くの犠牲や悲しみがあって築かれた平和な日々。平和や命の大切さをかみしめ、毎日を過ごしたい」と決意を述べた。

 続いて男子四人、女子三人の二年生七人が『自覚・立志・健康』の鉢巻きを締め一人ひとり、「毎日笑顔で過ごせるよう頑張りたい」 「責任感のある大人に」 「高校入試を意識して勉強に励みたい」などと決意を発表。荘厳な日の出に志を新たにした。

    詩吟:偶成 朱熹作に飛べ!世界に通用する言葉です

イラスト:長岡秀星作:・・・・なんと解する!??