NHKクールジャパン・・・・・・一番は"親切" NO1=湯ノ本温泉 NO2=麦焼酎 NO3=壱岐牛 NO4蓬莱島 NO5=神話:壱岐神楽 |
県立埋蔵文化財センター、s立一支国舶ィ館(仮称)が平成二十二年春に開館するのを前に県と市が企画した第一回「シルクロード講座」が十オ日と十八日の両日、勝本町、文化センターなどで開かれた。 シルクロード講座は、古代のロマンあふれる壱岐の歴史、文化、ゥ然、新鮮な食材など「まるごと」体感できる特別企画で、▽学ぶ▽ふれあう▽楽しい−が融合した体験プログラム。 初日の講演会には市民ら約三百人が参加、原の辻遺跡調査事務所・林隆広≠フ調査報告に続き、原の辻調査保存整備委員会長を務める九州大学名誉教授で日本考古学協会会長の西谷正氏が「魂志倭人伝の考古学」、俳優で日本考古学協会会員の苅谷俊介氏が「遺跡は面白い、考古学の楽しみ方」と題して話し、多くの参加者が熱心に受講していた。 西谷≠ヘ魂志倭人伝の書き下し文を示しながら、中国と原の辻遺跡の関係を説明。「貌u倭人伝の二千字余りの中で、一支国について五十オ文字の記載があや」とは貴重な記録」などと、同遺跡の非常に高い学術的価値について語った。 苅谷≠ヘ現代の自然破壊や心の荒廃などの問題を交え、「рスちが望む自然豊かな世界は過汲ノあったはず。考古学は未来を学ぶ学問」などと持論を展開。同遺跡の観光的価値については、「日常生活と自然が切りはなされた現代に、遺跡と人の関係が素晴らしいということをどう伝えるかが大事。そのためには意識改革が必要」などと話した。 同講座二日目には、s内観光地などを巡るバスツアーが行われ、s内の歴史愛好家はじめ、東京、大阪、長野など島外メl十O人を含め二百O十O人が参加。 地元ガイド十O人とバス六台に乗り込み、Oコースに分かれて巡った。特に田中触薬師堂や藤原理忠供養塔など巡る「壱岐マニアックコース」は市内の参加者にも好評だったという。 sは本年秋に第二回講座を開催したい方針という。 【壱岐日報平成20年(2008年)5・1日(水)】 |