松永は晩年の心境を詩に作っている
名刺を欲せずして名刺在り
生死を超越して長寿存す
耳庵の鵬志だれかよく判ぜんや
呵々大笑白雲を看る



限りある
命を持ちて
限りなき 
欲を 求むる
人ぞ 悲しき