3.11('11)で日本人の意識は変わった??!!。
鎮魂
日本帰化の思い 最終講義で語る 「日本人は驚くほど親切」 キーン教授 【ニューヨーク=松浦肇】日本文学研究の第一人者で、日本永住を決めている米コロンビア大学名誉教授0ドナルド・キーンさん(88)が26日、ニューヨーク市内の同大学で最終講嚢を行った。テーマは能で、「能を通じて素晴らしい体験を続けてきた」と伝統芸能との出合いや永住を決めた理由を語った。 キーン氏は、英語圏で日本文化を紹介してきた功績が評価され、文化勲章を2008年に受章。米国国籍を捨て、日本国籍を取得する意向を表明している。 この日は、1955年に同大で初めて教壇に立ったキーン氏の最後の講義。大学院生らに「原子力発電所の事故が起きて、私の決断に驚いた友もいたが、『勇気づけられた』と言ってくれた人もいた。日本人は驚くほど親切だった」と日本への思いを打ち明けた。 講義後の記者会見では、「好きな日本への感謝の気持ちを表現するため、日本人になりたいと思った」「日本の生活が好き。一般の人に勇気を与えることができれば素晴らしい」と述べ、東日本大震災を契機に強まった日本帰化への決心を説明した。 キーン氏は今夏をめどに東京都で生活を始め、執筆活動を続けるという。 |