吟詠講習会に参加して。
定年後に始めた詩吟。その思いはネット上に公開しているが知れば知るほど、吟じれば吟ずるほど、その奥深さについて行けない己にもどかしさを感じる昨今だった。
このたびの吟詠講習会は、午前中の吟詠の基礎と音階の講義は日本人として母国語の意味すら考えず飛び込んだ者にはまさに、目から鱗が飛び出るほどの感動だった。
午後は、その実践でユーモアあふれる講評には、好きで入門した吟者の想いとぴったりした雰囲気がより一層の意欲を増したことは間違いなさそうだ。
ユーモアは先生独自の人生哲学があり、叡智がほとばしり出て、他人を思いやる心が、人それぞれの士気を高揚させる働きがあり、TVに飛び交う昨今のダジャレとは全く異なるものと思う。
以下に、戸室賢山会長先生の、その神髄の一端を掲載する。吟道への想いを共有する皆さんへのメッセージとしたい。國錬 |