80万人の祈り
初外遊で母国ドイツを訪問中のローマ法王ベネヂィクト十六世(七八)が二十日から二十一日にかけ、西部ケルン近郊の炭鉱跡で野外ミサを行い、八十万人以上の若者らが祈りをささげた1写頁上(ロイター)。
法王は「世界各地で頻発するテロと対決するため、キリスト教とイスラム教など各宗教が協力しなければ新たな暗黒時代を招く」などと説教し、若者らの間を特別車で回りながら、宗教間の融和を訴えた"同下(同)。
今回のドイツ訪問では十九日にシナゴーグ(ユダヤ教会堂)訪間やプロテスタント代表との会合が行われ、法王は、ミサを前にイスラム教団体代表らとも会談し、宗教界の関係改善を強調した。(情報源:産経新聞H17.8.22)