梶鮎太 プロフィール

1927年、広島県で生まれる。武蔵野美術大学油絵科卒業。高校の美術教師を勤める傍ら、「瞼の母」など人情時代小説で知られる長谷川伸、「徳川家康」の山岡荘八、美人画の岩田専太郎らの知遇を得て、新聞小説、雑誌などの挿絵の世界で画業に専念する。山岡作品のNHK大河ドラマ化に伴い、その背景画の評価をかわれ、日本テレビなど各社で活躍。小・中学校教科書、児童図書の挿絵なども多く、絵本の分野での作品も多い。息の長い画業は高く評価され、1998年には、長谷川伸特別賞を受賞。郡順史先生のプロフィルは次号にて紹介します。