祭文(祈願文)

 鎌倉時代、日本は有史以来、最大の国難に直面する。世界帝国蒙古大襲来!執権北条時宗は徹底抗戦を決意。玄海灘に世界史史上最大の景観が出現する。4500隻、14万人を乗せた蒙古大船団。日本軍の勇気ある戦いと北条実政考案の防塁により蒙古軍は一歩も上陸が許されず、神社仏閣2500社共同祈願のなせる業か?神風により蒙古軍14万人は玄海の海に飲み込まれ、史上最大の海難事故を歴史に刻む。

 この大戦において弱体化した鎌倉幕府と大蒙古帝国はやがて衰退滅亡。鎌倉幕府滅亡後の日本は果てしなく永い戦の世が継続する。神は戦乱の世を早期に終結させる為か?織田信長公を誕生させ、早期終結のためには時代は大きな犠牲を要求した。時の狭間である桶狭間の奇跡的勝利、美濃攻め、伊勢攻め、浅井朝倉攻め、比叡山焼討ち、伊勢長島一向一揆、雑賀一向一揆、越前一向一揆、加賀一向一揆との戦い、高野山攻め、伊賀攻め、石山本願寺攻め、武田攻めなど、中世を破壊し近代日本の扉を開くために、信長公は既存の勢力を驚愕の戦法と当時のハイテク兵器で破壊し、戦国の世を早期終結に導いたのである。

 平成15年9月18日、壱岐国一の宮=アマノタナガオジンジャ=天手長男神社において、世界初、神仏習合、万教帰一「元寇の役敵味方鎮魂地球平和祈願、全国一の宮同時刻共同祈願」の奇跡を神は許される。

 神の仕組みはとどまることを知らず。翌年3月29日、伊勢国水屋神社において、「北畠 織田 敵味方鎮魂地球平和祈願が挙行される。そして同年、11月23日、伊賀国一の宮敢国神社において「天正伊賀の乱敵味方鎮魂地球平和祈願」が成就。

 今ここにスサノウノ命ご降臨の聖地、織田家発祥の地 劔神社において、一の宮巡拝会会員および巡拝者が参拝せし、世界日本の聖地に引かれし霊波線にのり、神々の参集を祈願する。織田信長公の御魂の救われを祈願する。平重盛公因縁の源平敵味方の救われを祈願する。織田軍に因縁ありし敵味方の救われを祈願する。参加を許されし、許されざりし魂にも、神の救いをたまわり、地球人類すべての過去、現在、未来の安寧を祈願する。

 環境破壊により地球を破壊し、戦争により、血で大地を汚した罪と汚れを神にお詫び申し上げ、「目には目」という世界風潮に楔を打ち、一の宮を中心とする聖地100万人巡拝運動が人類恒久平和成就への光とならんことを祈願する。

 日本進発の「敵味方鎮魂地球平和祈願」「日本歴史文化の尊き遺産である鎮守の森を中心とする敬神崇祖の心と実践」を世界に波及せん!

 平成18年5月14日
    一の宮巡拝会 織田敵味方鎮魂地球平和祈願立案 横井 肇