わが町の鎮守の神様


◆ポイントガイド

景行天皇の御代、東征中の日本武尊は、古代東海道をたどって来り走水から船で上総へ渡ろうとしたが、暴風雨に阻まれ、立ち往生してしまった。

このとき、同行してきた弟橘媛がみずから入水して海神の怒りを鎮め、航海の安全を図ったという伝説にちなみ、創建された古社。日本武尊は、航海に先立ち当地を「水走る」と称えられたことから走水の地名が起こったという。

また、日本武尊は、わが身を犠牲にして海を鎮めてくれた弟橘媛を偲び、御所ヶ崎に祭る一方、村人の敬慕に謝し冠を下賜されたといわれる。村人はこの冠を石棺に納め、その上に社殿を建立して尊を祭ったのがはじまりと伝わる。明治四十三年、近くの御所ヶ崎に祭られていた弟橘媛は走水神社に合祀された。境内に弟橘媛の顕彰と航海安全の祈願を込めて奉納された舵の碑がある。

皇后陛下のお話  村祭り(リンク許諾済み)


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