「初代壱岐市長決まる」 |
初代の壱岐市長に長田徹氏が当選 壱岐市の初代市長を選ぶ市長選挙が4月18日(日)投開票され、旧郷ノ浦町元町議の長田徹氏(58)が当選した。得票数は長田氏が8,374票、白川博一氏(旧芦辺町元町長)が8,141票、長嶋立身氏(旧郷ノ浦町元町長)が6,582票。これにより3月1日に誕生した壱岐市は、新首長のもと具体的な施策実行に向けた行政を遂行することになる。 「平成の大合併」といわれ、国の特例によって進められている市町村合併。私達の故郷・壱岐もその特例に沿って旧4町(郷ノ浦、芦辺、勝本、石田)が合併し、今年3月1日に長崎県下で10番目の市として誕生した。 新市長は市民の声を吸い上げ、それを地域発展のため市政に反映してほしい。かりそめにも地域エゴや支持者への論功行賞的人事などがあってはなるまい。あくまで「市民あっての市政」を心がけてもらいたい。そのことが壱岐全島の発展につながることを忘れてはなるまい。 一方、島民には、市の行政が公正に施行されているかどうかを常に監視し、自らの意思で島の発展を推進する姿勢が求められる。4町合併後の課題は多い。壱岐特産品などを島外にいかに情報発信し、壱岐島の振興にどう役立てるかなど、今後の市政のあり方が試される。 東京雪州会としても新生・壱岐市のさらなる発展に可能な限り協力していきたい。併せて市政の今後の取り組みにも注目していきたい。 (平成16年4月18日 記) |
◎経歴 |