平成16年1月1日
会報第19弓          −の宮巡拝

中部ブロック
第一回 一の宮巡拝会会員の集い
 全国一の宮巡拝会の活動が活発になって、昨年は壱岐国一の宮天手長男神社での元冠
の役敵味方鎮魂地球平和祈願は、モン]ルのチベット仏教・高野山真言密教と神道、それぞ
れによる修法・票典が行われ、巡拝会員も全国的に参加下され画期的な行事が成功のうち
に行われた。
 中部フロック(大谷武司世話人)も会員椙亘の情報交換の場を設けてほしいという要望
に答えて第l回中部フロック会員の集いを開催する。中部フロック以外にお住いの会員
もぜひ参加下さい。
◆日 時
 平成十六年一月二十五日(日)
 午後十三時〜十五時。
◆場 所
 愛知県〓冨市真蒲田一丁目
二−
尾張国lの宮真溝田神社
開運殿
十三時三十分正式参拝
十四時「票のこころ」
     飯田清春宮司
十四時三十分
 自己紹介・意見交換
 行事案内
◆会 費 干円
◆申 込 大谷武司世話人
 携帯 090-406-8880


全国一の宮巡拝の楽しみ
 全国一の宮巡拝をする人々が年とともに多くなってきたのは、喜ばしいことである。それでも
昨年秋、甲斐国一の宮浅間神社での全国一の宮会総会で、神社庁総長の講演があった。青森県
の神社の出身で最近、『l宮ノオト』の本を読んで、諸国一の宮創建が古いことを知ったと話され
ていた。それを聞いて多くの人にlの宮を知ってもらうことは、もっと精進しなければと覚悟を
改めた。
一の宮巡拝会の集いで、初めてお会いしたのに、すぐに心が通じ十年もの知己のごとく話し
ができることである。それに安心して、お亘いが話しあえることは、今どき珍しいのでないか
と思う。
 巡拝を重ねると、神職についての不満もでてくるが、巡拝会の集いで話すうち気が晴れたと
いう。巡拝する人は、知らず知らずに神様と真剣に向かい合うことに体が応じてくる。理屈で
なく巡拝するという行為で、「体」で感じるからである。修行善が苦行するのに通じるものが
ある。
 頭で考えると、全国一の宮巡拝は、大変なことであると思うが、案外と実行してみれは楽し
いものである。集団で巡拝をするより個々で、神様に向かい合うのが、直接感応で、それが感じ
られると嬉しくなる。それは、巡拝を重ねた人なら味わえることで、二回の巡拝を完拝した人
もでてきている。
 巡拝の動機を聞くと『lの宮巡拝会報』を手にした人が多い。lの宮社務所で配布が大きな促
進になっている。われわれのもとは、神々にあるといわれ、巡拝するうちに原点の神様ともめぐ
りあえるものである。神様におねだりするのではなく、お願いは「神恩感謝」、いま生きている
ことへの感謝ではなかろうか。