合併功労で28人表彰 壱岐市誕生記念式典 壱 岐 日 報 TheIkinippo 第4183号 今年三月に誕生した「壱岐市」の誕生記念式典(市主催)が二十七日、郷ノ浦町、文化ホールで、総務大臣代理の山口勝己総務省大臣官房審議官や金子原二郎県知事、谷川弥一、山田正彦両衆院議員山口壮三県議ら約六百人が出席して開かれた。 式典では、長田徹壱岐市長が「壱岐の新しい未来に向けて、市民が早く心を一つにし、壱岐に住んで良かったといえる島づくりに励みたい」と式辞を述べ、総務大臣代理の山口総務省大臣官房審議宮が「各地域が特色で勝負する時代となり、壱岐も一丸となり地域振興を」、金子県知事が壱岐市の誕生を心から喜んでいる。壱岐は特に合併効果が期待できる地域と思う。市長を中心に市民皆が一丸となり、県もバックアップするので、壱岐の特徴を活かした取り組みを」とそれぞれ祝辞を述べ、激励した。 続いて、合併功労者として総務大臣表彰(八人)、県知事表彰(二十八人)があり、旧四町長らがそれぞれ表彰され、受賞者を代表して旧石田町長・山口銀矢氏が謝辞を述べた。 その後、アトラクションで、芦辺町出身のソプラノ歌手・原田千春さんの独唱や壱岐商業高校の壱州荒海太鼓部の演奏、壱岐・壱岐商業両高校吹奏楽部による合同演奏、新壱州おけさの披露などがあり、大いに盛り上げた。
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壱岐高校へ中国語常勤講師 上海市との教育交流促進で、県 金子原二郎知事は二十六日、本県と友好関係にある中国・上海市と来年度以降、壱岐高校に新設される中国語専攻「十人)卒業生の上海外国語大学への留学制度創設、県内公私立高校生の同大学・短期語学研修、上海市から壱岐高校に中国語教師一人を常勤講師として招蒋(しょうへい)ーを主に、積極的に教育分野での交流を進める考えを明らかにした。 これまで以上の交流促進と本県の中国語教育の一層の充実を図ることなど目的に、金子知事が九月に訪中し、韓正上海市長と「教育交流」が盛り込まれる方針の「友好交流項目協議書」に、正式に調印する運び。 「原の辻歴史文化コース」に新設される壱岐高校の中国語専攻は今年六月、国の構造改革特区認定を受けた「壱岐離島留学教育特区」により、中国語会話や文化研究を専門的に行うという。現在、県内の高校八校で中国語を選択、必修科目に取り入れられている。 同大学への短期語学研修は公募制で定員三十人とされ、そのうち十人が壱岐高校の中国語専攻生に充てられ、研修の費用は、授業料など県が負担し 個人分は三万円以内になる模様で、期間は夏休み中の三週間となる予宅 |