ている」と説明する。

今も続く抵抗

現在、竹島周辺海域を管轄するのは、海上保安庁第8管区海上保安本部(舞鶴)。ヘリ搭載型巡視船や高速航行が可能な特殊警備艇も配備、8管では竹島に近づこうとする日本漁船に対し、韓国当局に阜捕されないように警告する。

ただ、海保幹部は「実際は近づく漁船はほぼない」とする。一方、韓国側は竹島に近づくあらゆる船舶をレーダーで監視。韓国が領海と称しているラインのかなり遠くを航行していても、無線を通じ、船名や行き先、航行目的などを確認してくるという。

ただ、海保は真偽を明かさないが、8管の巡視船は韓国側の確認に一切応答せず、司能な限り竹島に近づくとされる。これに対し、韓国は警備艇を急行させ、周辺海域を離れるまで並走して警戒するが、海保巡視船の無言の抵抗は今も続く。「竹島は日本の領土であるというのは疑いがない」。海保幹部は力を込める。
情報源:産経新聞H25.2.22