テキサス親父の正論



       テキサス親父「韓国慰安婦像は日本人侮辱」
          米グレンデール市議会で持論展開

           「米兵相手の売春婦像」提案

 【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州グレンデール市の市議会で21日、「テキサス親父」の呼び名で知られるテキサス州在住の評論家、トニー・マラーノ氏が発言する機会を与えられ、韓国系団体の強い要請で設置された慰安婦像を批判した。

 マラーノ氏は慰安婦問題で韓国側の主張を否定し、日本擁護の立場を取っている。マラーノ氏は慰安婦像設置に賛成した市議らを前に、慰安婦像は日本人の名誉を棄損している。侮辱している」と切りだし、在韓米軍基地周辺で米兵を相手に売春をさせられたと主張する100人以上の韓国人女性らが今年6月、韓国政府に賠償を求める訴訟をソウル中央地裁に起こしたことを紹介した。

 

 同氏はその上で、「グレンデール市は日本や日本の人々に対し、一貫性があることを表明する好機を与えた」と述べ、「この新しい慰安婦たちのために2つ目の像の設置を考えたらどうだろうか」と提案した。

 さらに、新たな像の設置で「今ある慰安婦像が日本を侮辱する目的で設置したわけではないということを証明できる」とも主張した。設置場所については、「一体目の慰安婦像の隣を勧める」とした。

 市議たちからの反論はなかった。マラーノ氏は、事前に届け出れば誰でも意見を述べることができるパブリックコメント制度を使って発言、グレンデール市を訪れることを公表しなかったため、発言当時、会場に反日的な態度をとる韓国系住民はいなかった。