32号表紙&目次
故郷に誇りを 未来に夢を! ◆会報第32号「壱岐市制」施行記念特集号をお届けします◆ ▽…壱岐市が発足して早八か月。そうした中で、山、川、海そして片雲。故郷の自然の営みは、悠々と過ぎてゆく。「市制」という行政の新しい枠組の変化を、歴史の滔々(とうとう)たる流れの中に包み込むかのように−。 ▽…会報誌「雪州会だより」第32号は今年も壱岐市制施行記念特集号として編集しました。金子知事、長田市長、平松前大分県知事らにもご登場願い、市政への決意や思い、激励などを頂戴しました。中でも地域おこし「一村一口品運動」の元祖とも言うべき平松さんには、「九州は一つ」の熱き思いで、これまでの体験を惜しみなく披歴し、新生・壱岐市にとって示唆に富む話でした。 ▽=また詩人の濱さんは壱岐に移り住んで二十数年の感動やこれから育っていく児童への思いを詩人らしい視点で綴っています。読書などを通じて接する子ども達への熱情に、志の高さを感じ、大きな刺激を受けます。またお忙しい中、多くの方々に素晴らしい、感動を呼ぶ内容のご寄稿をいただいた。会報誌への広告ご協賛も含め、ここに改めてお礼を申し上げます。 ▽=故郷を共有する仲間の集い・東京雪州会。年に一度の総会は、出席者のこころを癒せる場にしたい、との思いで取り組み、故郷・壱岐市を始め多くの方々のご協力を得ました。雪州会八十七年の歴史の重みは、会員一人ひとりの「輪」の連携でもあります。この輪を大切に、老いも若きも楽しく集える雰囲気にしたい。 ▽…「故郷に誇りを 未来に夢を」−この言葉を胸に、お互い、未来に向かって歩み続けたいものです。そして来年もまた元気で再会を! (東京雪州会幹事長 牧山康敏) |