松坂直美先生のピアノ寄贈経過報告。

議題8 提案事項にある
内容に従って交渉窓口を壱岐市総務部長一本に絞り実施してまいりました。
結果は大変順調に進み、去る4月24日、芦辺小学校に搬入され、5月13日、御披露目式が終わりました。
その状況は東京壱岐雪州会
ホームページに掲載しております。

経過報告
 
1)すべて、岡野みち子様のご遺志あってのことでありました。東京壱岐雪州会はその心に思いをいたしお手伝いをしただけであります。
 2) ピアノは約40年間使用されておらず、少々不安はありましたが、ともあれ調律師に確認してもらうべく行動を起こしました。同会の市山惠一様
にお願いして調律師を御紹介いただきました。 結果は十分使えますということで調律することにしました。

 3)壱岐市総務部長との協議。受け入れは大変喜ばれましたが諸般の事情についてはすべて総務課にお願いして結果を待つという状況でした。

 4)総務課から受け入れ場所、搬入費用等のお話を受け、雪州会会長、ほか御隠居さん達に報告相談して具体化に向かいました。搬入費用は壱岐
で負担するが平成25年中には予算がない故平成26年に予算を組むので4月まで待って欲しいということでした。

 5)調律は順調に進み3月には搬送できる状態でしたが壱岐の意向をくみ4月まで保管維持していただきました。

 6)諸費用。
   調律費用。すべて岡野みち子様が負担されました。総額¥600,000円税込
   搬送費用。¥150,000円+5%旧消費税、

 7)御披露目式:http://www.sesshuukai.com/HTML/FurusatoePiano.htm

松坂直美先生古賀政男音楽記念館顕彰について。
 
1)松坂邸の最終処理に奔走されているとき、突如として飛び込んできた朗報。今年10月から来年の10月まで一年間、日本の歌謡史を飾る
   作詞家松坂直美先生を顕彰して。そのレプリカを永遠に残したいので御協力をお願いしたいと言うことでした。

 2)岡野様は快諾され、具体化に進みました。天の恵みか天の声か一同びっくりしながら目下処理中の中から必要な情報を提供すべく行動を起こ]
しました。時間は十分ありますが家の処理が目前に迫っており取り急ぎ遺品の一部を古賀財団に運ぶことになりました。今、その遺品は古賀財団      の倉庫に保管され担当者により選別されております。その運搬には私が車を出し、二日をかけて搬送しました。

 3) 雪州会員および、壱岐からの上京者は是非とも時間を調整して、古賀音楽記念博物館を訪問していただきたいと乞い願う次第です。

最終処理に壱岐市を訪問
 
1)私の喜寿同窓会壱岐を幸いに壱岐市総務部長とお会いしました。去る4月29日に訪問、総務部長と教育長にピアノの利用等につき詳しくお話を
聞きました。ピアノは壱岐の学校にあるものと同様に取り扱い、調律も立派に実施しますと言われ岡野様にも報告しました。

 2)松坂先生は皆様も御存じのように壱岐の小中学校校歌を作詩されています。また、壱岐に美術館を・・・は先生の夢でもありました(雪州会だより
一号)ピアノは芦辺小学校、それに伴う、図書、楽譜、レコード、CD等はどこに保管するのか等、東京壱岐雪州会の意を対して総部部にお願いをし     ていました。元幹事長の意見としては壱岐高の図書室にプレゼントしたらどうだろうという意見もあったので、壱岐市総務課を訪問後壱岐高に行    き図書室を見学してきました。森谷文庫も新装なった図書室に立派にできていました。これらを総合して松坂先生の心に応えるべく検討したい思い    ます。

 3)総務部長、教育長と私で話し合った結果は松坂先生の顕彰が終わり、壱岐に遺品が送られてきてから検討したいとの意向を確認しました。もう既
に遺品の一部は壱岐市の倉庫に保管されています。

 4)会談の後壱岐市美術館を見学に行きました。鉄筋コンリート造りの立派な建物でした。
 

雑感
 1)雪州会は愛郷心を心として成り立ち、2017年で100年を迎えます。この機を境に更なる発展を願う会員は皆同じと思います。一方で、雪州会の声は壱岐市にとって大変貴重ではあるが、一種壱岐市に無言の圧力はないのかという感想を話の合間にちょっと感じました。雪州会は決してそのような気持ちはありません。すべては、その意見、提言は壱岐の皆みな様方の意思で動いていただくだけですと発言してきました。雪州会会長、御隠居さんたちにもその旨話したところ、思いは皆な一緒でした。 

 2)
今回特に感じたことですが雪州会の歴史が100年を迎えようとしているとき、壱岐市に東京壱岐雪州会、会の窓口がないことに気がつきました。私見ながら、今回の松坂直美会長の遺品の展示に、併せて雪州会の情報をまとめて、そこに行けば雪州会が見える・・・とならないかと考えました。一案として、遺品目録約90アイテムがあり、これ等は、本棚一つに収まる容量であります。本箱を購入、設置場所は総務課にお願いして、その看板に「雪州会」「東京雪州会」「東京壱岐雪州会」のいずれかを選んで看板を作り掲げる。そして、延々と続く”雪州会だより”、他雪州会情報をまとめて展示し、東京壱岐雪州会のすベてがそこにある・・・・。 以上