壱岐国ルネッサンスから始まった

敵味方鎮魂地球平和祈願
全国一の宮巡拝会世話人代表   入 江 孝一郎


壱岐島で天手長男神社が、壱岐国一番の神社である一の宮であることを知っている人は少なかった。諸国一の宮巡拝している人が、壱岐島に上陸して壱岐国一の宮のことを開いても道を教えてくれる人はほとんどいない状態であった。諸国でも珍しいケースで一の宮巡拝者にとっては困ってしまう。さらに一昨年、原川宮
司が亡くなり、御朱印も他に預けられたことを聞いた。
それで壱岐の知人に働きかけたことを契機として壱岐国ルネッサンスへと発展していった。 壱岐ではイベソトにすれば人寄せになり、本土から人も来て、島起こしになるだろうと、観光協会ものってきた。壱岐国一の宮の存在も充分知らない人々が、本土から観光で金を落とすことを目当てにすること自体が間違った了簡である。本当の島起こしは人の心であり、人情である。壱岐には式内社24社が現存して、誇るべきものをもっている。

 天手長男神社の氏子が立ち上がった。壱岐国一の宮が何故壱岐の人に知られない存在になったのか。元冠の役で破壊され、江戸時代初期に平戸藩主松浦鎮信が壱岐を所領したとき橘三喜に命じて壱岐国の式内社24社の調査をさせた。そのときに地中に埋もれていた天手長男神社を掘り起こして再建したのが壱岐国一の宮である。先ず元冠の役の鎮魂からということになった。

さらに壱岐国分寺へと伝播して、住職は僧侶として使命を感ずると電話で話されたことが耳に残っている。元冠の役が終わった翌年、鎌倉幕府執権北条時宗は元冠の役敵味方供養のため建立した円覚寺が、壱岐国分寺と同じ臨済宗であるのも因縁である。 元冠の役といえばモソゴル、それが不思議とモソゴル仏教総本山ガソダソ寺管長とつながり壱岐国での元冠の役敵味方鎮魂地球平和祈願に来日を快諾した。

そのときモソゴル人は元冠の役は知らないがノモソハソ事件はよく知っているといわれた。殴ったことは忘れるが殴られたことは忘れないたとえの通りである。ガソダソ寺管長釆島にはモソゴルテレビが同行し、元冠の戦跡供養の姿を写し元冠の役をモソゴル人に放映した。壱岐国一の宮から(昨年九月)始まった敵味方鎮魂地球平和祈願は、北畠軍・織田軍敵味方鎮魂が伊勢国水屋神社で3月行われ、秋11月には伊賀国一の宮敢国神社で天正伊賀の乱敵味方鎮魂と広がり、さらにモソゴルでノモソハソ事件65周年に当たり敵味方鎮魂(今年8月27日)、10月には韓国仏教曹渓宗本山奉先寺で豊臣秀吉朝鮮出兵敵味方鎮魂地球平和祈願が執行されることが決まった。

 壱岐国ルネッサソスから始まったことから敵味方鎮魂地球平和祈願と、思わぬ方向に神仏の命じられるままに進展している。8月のノモソハソ事件のモソゴル仏教総本山で執行する敵味方地球平和祈願には、壱岐から多くの人が参列して、′壱岐人の心意気と人情の深さをモンゴルの人に見せて貰いたいものである。 希望人数によっては、福岡空港からソウル空港経由でウランバー寸ル空港便を考え、現地で合流する。

【ノモソハソ事件・ハルハ河戦争「敵味方琴魂地球平和祈願】
▽日時・8月27日(金)午前10時
▽場所・モソゴル国ウラソパートル・ガソダソ寺
▽導師=ガソダソ寺、デソベレル・チョイジャムツ・ハソプラマ管長現下、高野山蓬花院東山泰清大阿閣梨

◎参加要領
▼参加日程
▽8月25〜28日、5泊6日間
▽25日成田空港13:30(モソゴル航空)⇒18:40ウラソパートル空港⇒ウラソパートル泊
▽26日マソジュシュリヒード寺院遺跡(社会主義時代僧侶虐殺地)供養⇒ウラソパートル⇒市内見学⇒
ボウドハーソ博物館⇒恐竜博物館⇒日本人墓地⇒ウラソパートル泊
▽27日ガソダソ寺・ノモソハソ事件敵味方鎮魂地球平和祈願供養⇒ウラソパートル泊
▽28日郊外⇒カラコラム遺跡へ⇒ツーリストキャソプ・カラコラム泊

▽29日ウラソパートルへ、市内見学サイサソの丘⇒スフバトール広場⇒ザハ(市場)⇒ウラソパートル泊
▽30日ウラソパートル空港11:30(モソゴル航空)⇒16:00成田空港

▼参加費用(概算)23万円▼係員、世話人・現地日本語ガイド
※申し込み・資料請求など〒101IOO62東京都千代田区神田駿河台3-7、
全国一の宮巡拝会事務局
(電話03−3294−1200)へ。