長崎原爆記念館

肥前国一の宮・與止日女神社(よどひめじんじゃ)長崎原爆資料館 

原子爆弾模型「ファットマン」 

アインシュタイン神を語る”エピローグ”

    原爆犠牲者と地球平和をお祈りされるカンダン寺管長猊下と秘書僧侶

平和の鐘  長崎の鐘

原爆行(げんばくこう) 土屋竹雨(つちやちくう)

怪光
(かいこう)一餞(いっせん) 蒼昊(あおぞら)より 下る
忽然 地震
(ちふる)い 天日(てんじつ) (く)らし

(いち) 刹那(せつな)の 間(あいだ)に 陵谷(りょうこく) (へん)
城市(じょうし) 台射だいしゃ) 灰塵(はいじん)に 帰す

此日 死する者 三十万
生者は 創
(きず)を被(こうむ)り 悲しみ 且つ 呻(な)

死者は 茫々として 識
(しる)る べからず
妻は夫を求めて 児は親を覓
(もと)

阿鼻
(あび) 叫喚(きょうかん) 天地を 動かす
陌頭
(がいとう) 血流れて 屍(かばね) 横に 陣(つら)なる

難に 殉じて 命を殞
(おと)すは 戦士に、非らず
害を 被
(こう)るは 総て此れ 無辜(つみなき) の民

広陵
(ひろしま)の 惨禍 未だ曾って有らず
胡軍
(てきぐん) 更に襲う 崎陽(ながさき)の 津(しん)

.(かき)は壊(こわれ 瓦は堕ち 人を 見ず
驕暴
(きょうぼう) 更に 過ぐ 狼虎(ろうこ)の秦(しん)

君聞
(きか)ずや 啾々(しゅうしゅう)鬼哭(きこく) 夜旦(よるあしたに)に 達(たつ)
残郭
(ざんかく) 雨暗(あめくろ)うして 青燐(せいりん)飛ぶを

ンダン寺管長猊下へのお礼