東京日比谷公園  本楼」


郷ノ浦町麦谷触、画家、濱英二氏(62)の「一本画筆に懸けて『濱英二の歩み作品集』三十周年記念出版パーティー」が27日、福岡市、西鉄グランドホテルで、白川博一市長や福岡壱岐の会・幡鉾賢輔会、韓国・前釜山市立美術館長で東京・多摩美術大学客員教授のホ・ファン氏ら来賓、関係者ら約150人が出席して開かれた

。画集は、広告のデザイナーを止めて絵に生きることを決めて30年を迎えたことを機に制作され、濱さんは「作品集を出すのが目的ではなく、ここが出発点。画家として描き、出会い続けることで、国境を越えて壱岐からアジア、世界へと、大切な一人ひとりの心と心を結びたい。文化・芸術でその懸け橋をつなぎたい」などとしている。

東京に次いで開かれた今回のパーティーでは、白川市長、幡鉾会長長、韓国美術界の重鎮でもあるホ・ファン氏、佐賀県伊万里出身の画家・池田龍雄氏、中学時代の恩師・琴岡英彦氏らが「生命、愛、平和をテーマに宇宙的なスケールで描く作家として尊敬している」「文化庁特別派遣芸術家海外研修員としてオーストリア・ウイーンに派遣され、国内外で数多くの賞を受賞するなど、独創的な作風に共感、感動するは多い」

「国際的な活動は壱岐の誇りで、夫人で詩人の濱裕子さんとの活動は壱岐の文化発展に大きく貢献している」「これからも『一粒の美』を探して、ますますの活躍を祈念している」などと祝辞を述べ、シャンソンの熱唱やフルート、ピアノの演奏が会場の雰囲気を盛りあげた。

情報源:壱岐日報H23('11)3.1