米国農家の世界戦略・トーモロコシと小麦のグローバル化(世界への輸出)が米国の農家を蘇らせた。トーモロコシは世界生産量の50%、小麦は30%という。これを、貿易自由化を迫り、格安な値段で輸出して、これを、家畜の飼料とした世界戦略は見事というほかない。その走りが、日本への種豚の輸出、その飼料は安価なトーモロコシ、農家は輸入に頼るほうが儲かるという発想になり、輸入に頼り、食料自給率低下の原因となったという。JA、国をあげて、農業政策として農家は潤ってきた。しかし、飼料の昨今の高騰は日本中いや世界中に広がり・・・・畜産業は成り立たなくなり、貧乏国は深刻な食糧危機になっているという。また、食料のグローバルかは投機ファンドとなり、金のない国は買えなくなってしまったという。・・・・この危機を感じた輸出国は輸出規制をはり蓄え始めたことも大きな食糧危機の原因という。食糧輸出国だった中国が食の洋風化(肉食)により、畜産業が盛んになり、飼料輸入国になってしまった。・・・・米国の輸入食料に頼った国エルサルバドルの例はまさに国の悲劇となっているという。http://www.nhk.or.jp/gendai/
(国際戦略コラムから・・・米国は農産物の高い生産性で世界に輸出するために、安価でかつ安 定供給するという嘘をついてきた。しかし、一度、高価格になると 米国の本性が現われた。金がない国民は死ねである。中米コスタリ カは餓死者を出し、農産物の自由化で大きな代償を払い、米国の嘘 であることを世界に知らしめた。 ここでも戦後一貫して米国が言ってきた農産物の安定供給が嘘であると分かり、世界は一転米国を信用しなくなっている。米国の覇権 が揺らいでいる証拠である。各国は今回の危機を教訓として、WTO の協議から離脱することになる。 )
・・・・日米の絆の大切さは日本の歴史に照らしても重要であることは理解できるが・・・悲しいかな日本の片思いになっているように感じる。真の友好国として、日本は、どれほど真剣に、国家戦略を立て、米国に対したか、GHQ下の憲法を未だに大切にして、すべての問題を解釈憲法で、そのばをしのいできた日本の態度に米国も嫌気がさしていると国際戦略フォーラムは説いている。・・・卑怯な国、侵略国日本と!・・・国難に最も信頼すべき部下を簡単に更迭する愚を幾度となく行ってきた政権が命の危険を顧みず国難に対する命令をすることができるわけがない。・・・そのような事態は日本には存在しないと・・・言っているようだ。オバマ大統領のチェンジでどうする日本、平和63年の日本の行く道がいまや問われている。