| 父にもらった最高の褒め言葉 アルバイト 古藤嘉久次 故郷の島根の両親は、日本海でイワシ漁などをしながら10人の大家族を養ってくれた。三男の私も高校生の頃、父と一緒に小型の船に乗り、作業をよく手伝った。当時は2年後に東京で開かれるオリンピックのことが話題になっていた。 ある日、沖合数キ。の海上で漁船のエンジンが突然止まり、船が波間を漂い始めた。父は船底に潜り込み、エンジンの修理をしていのした。小さいときから手漕ぎの小舟に乗り慣れていた私は、父が修理をしている間、岸に向けて一心不乱に櫓を漕ぎ始めた。父は修理を断念し、汗と機械油にまみれた顔を上げた。すでに船は岸の近くまで来ていた。 父は私が櫓を漕いでいる姿を見て「おお、これはすごいなあ。金メダルものだ」と笑って褒めてくれた。無口で頑固な父が、当時最高の褒め言葉だった"金メダル"で初めて褒めてくれたことに感動したことを昨日のように覚えている。(横浜市港南区) |
| ラグビー選手の国歌に感動 会社員 中島弘善62 ラグビーのワールドカップで日本代表が善戦し、7人制ラグビーでも、男女の日本代表がともにリオデジャネイロ五輪への出場を決めるなど、最近は日本のラグビー選手の活躍が目立ちます。日本代表の試合を見て、いつも感動することがあります。 それは試合前の国歌演奏で、選手たちが大きな声で国歌を歌うことでです。特に7人制女子の日本代表、サクラセブンズの選手たちの、肩を組み、ジヤジージーの桜のエンブレムに右手を置いて歌う姿が印象に残りました。 男子代表チームで日本生まれではない、外国出身の選手も声を合わせて歌います。彼らの姿は、まさに「One for all,All for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」の精神を体現したものだと思います。国歌斉唱の時から全員が一体となって歌う、ラグビー日本代表の選手の活躍に今後も期待しています(神戸市垂水区) 情報源=産経新聞H27.12.9 |