夏は来ぬ 夏の思い出
TheIkishinpou 平成28年(2016年)4月29日(金)発行 古式にのっとりお田植祭 第27回献穀お田植祭 第27回献穀お田植祭が24日、郷ノ浦町有安触の斎田で行われた。今年の奉耕者は、爾自神社(にじのじんじゃ)の氏子で郷ノ浦町有安触の竹富寛(ゆたか)さん(69)。 春の心地よい気候の下、田植えに先立ち、お田植えの儀が執り行われた。斎田は約9アールで、参加者は92人。斎田は4町の持ち回りで、沼津地区での祭りは2回目となる。 宮司から耕作長の竹富文治さんへ、代かきの道具が、続いて田長の竹富寛さんへ早苗がそれぞれ渡され、早乙女等へ配られた。 田では耕作長による代かきの儀が執り行われ、その後18人の田男と8人の早乙女がゆっくりと田に入り、古式にのっとり早苗を一本一本丁寧に植え付けていた。 早乙女役を務めた小園七海さん(沼津小6年)は「楽しかった。今年の4月に福岡から引っ越してきて、いい経験ができた」と笑顔で話した。 一年間の豊作を祈願して壱岐神楽「豊年舞」が奉納され、餅まきが賑やかに行われた。8月頃には収穫祭が予定されており、収穫した米は市内41の神社に献納される。 (情報源=壱岐新報 平成28年4月29日、金) |