「無菌豚」の生産 新壱岐(平成18年('06)6月1日
JA壱岐市が事業計画
JA壱岐市は、和牛に続く畜産生産物として、無菌豚に着目。1000頭を飼育し、年間21000頭を出荷する計画を進めている。
現在、わが国では豚肉の需要が高く、市場では品不足状態にある。なかでも需要が多い 「無菌豚」は価格も高く、その飼育は有望視されている。
JA壱岐市は、市内各地区で.用地を検討し、数カ所で畜舎建設の可否を打診。このほどようやく、那賀地区の4集落での説明会が終了し、計画が一歩前進したもよう。
計画によると、山林約700アールを用地として、25%以上の緑地を残して豚舎を建設。親豚1、000頭を飼育し、生産した子豚を育て、年間21,000頭を、佐世保食肉センターに出荷。 その売上げ高約6億を目指す企画。
雇用人員14〜15名。将来的には20名に増やす計画。飼料は、全農関係の北九州飼料から納入を受ける見込み。
計画では、6月子牛市と、成牛市の終了を待って、4日にも地区の代表者約20名が、大分市にある、無菌豚飼育事業所を視察。その後、各集落での同意が得られた場合、事業計画が具体的に進められる手はずであると、関係者は話している。
|