ホタルの乱舞が始まる
1週間前後が見頃ピーク
5月中旬から6月上旬頃まで、市内各地のホタル鑑賞ポイントではゲンジボタルがゆっくりとした光を放ちながら乱舞している。鑑當時刻は日没後の夜8時前頃から約1時間後までがもっとも多い時間帯。市内には約20か所の鑑賞ポイントがあり、毎年壱岐高の理科職員らがホタルマップを作成し、5月上旬から毎週月曜日に情報更新、火曜日に情報を発信するなどし、今年は4号まで発行した。
またフェイスブックなどのSNSでは、各自が撮影した画像を掲載、夜8時頃には宿泊先から観光客向けのツアーバスも運行するなど、この時期の壱岐はホタル鑑賞真っ盛りとなっている。主な鑑賞場所は、『郷ノ浦から石田線の清水橋上流付近で、川沿いの300mほどに渡っての群生』『勝本町立石仲触付近の綿打橋は、橋の上流下流川ともに群生し、川沿い約200mに渡り鑑賞できる』『綿打橋から前田橋付近への下流にかけては、交通量が多い道路に面しておらず、ヘッドライトなどの光源の影響は受けにくいが、車一台分のみ通れる農道なので、通行に注意』など。他にも初山方面の老人憩いの家付近、梅の木ダムや男女岳ダム下流付近など、群生情報が寄せられている。
鑑賞時の車のハザードやウインカー、その他人工的に点滅する機器類は、生息区域を狂わせるとのデータがある。これら光源に向かってホタルが近づいてくるが、光源まで行ったホタルは巣に戻れなくなり、子孫繁栄のための、雄が雌を呼び寄せる行動が出来なくなって絶滅してしまうという。
車のハザードやウインカーの点滅は、シグナル速度によって反応する。行動範囲は半径200mほどまでで、多少離れた場所からの鑑賞でも、ホタル生息のため車の灯やウインカーは消した方が良いとのこと。壱岐のホタル群生数は全国的に見ても多い。シーズンピークは6月上旬まで。あと1週間前後が見頃ピークとなる。
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壱岐は日本でもめずらしい散村です。隣りの家まで100メートル、場所によっては300メートル以上ある。発掘倭人伝シンポジュームで聞きました。壱岐にはまだ”弥生の風景”が見られると・・・うーん!麦わら屋根だったら・・・ ばってん 納得でーす。一度は訪問したい島です。
玄海灘の冬は厳しい・・西高東低冬型気象・・を避ける知恵があります。屋敷は南向きに作られ北側は背戸山(せどんやま)という潅木で風をさえぎり、庭は北西の風が強ければ強いほどぽかぽかと暖かく日向ぼッこができるのです。また、屋敷には母家・物置家・牛家・隠居の四家で一屋敷を形成しています。現在は家畜は農機具に変わり、食牛として一部農家と専門牧場で育てられ壱岐牛として有名です。おすすめ!NO,1
”島の科学”の著者の一人に壱岐は”蓬莱島”といわれていたと聞きました。なるほどと納得です。いつの頃からかわからないが島の天辺まで耕して作物を作り、365日働ける気候に恵まれ・・五穀豊穣の島・・米・むぎ・あわ・ひえ・大豆・小豆・いも、まったけ(戦前まで)まで、りんごを除く果物すべて・野菜、海の幸 & もっとも大切なきれいな水・水は鎮守の神様の恵みを受けてきた壱岐の島、台風で流された畑の土は”結い=いい”で”かるこ”で”土もち”、して見事に農地を維持しつづけて来た人々。また、田植えのシーズンは田の畦塗り、草きり・・などなど一年中働くことができる豊かな島・・・この姿を空から一度眺めた経験がありますが・・・しばし、呆然とした記憶が甦ります。献穀祭
なんと!、まあ!、きれいな段々畑、田んぼだろうと・・”箱庭”そのままでした。西欧人は日本をガーデン・アイランドと呼んだといいますがさもありなんと納得しました。誓って、言えることはこのような農作業をする人間は世界中探してもどこにもいないということは言えると思います。このような島民の唯一の癒しの最終の目的地はイスラム世界の聖地メッカ詣でと同様に壱岐では(日本では)「(ブローバンド=O-ise-San」《ナローバンドはこちら)お伊勢さんだったのです。「お伊勢参り」
実はこれがいやでいやで、島を飛び出したい気持ちになった若者もたくさんいたでしょう。私もその一人でしたが今にして遠くから思う古里の素晴らしさは、少しばかり世間を見ることによって、納得して見る余裕がでてきました。自給自足ができる島”壱岐市”の誕生でーす。(管理室・竹富記H16.2.27)
海の幸?
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