御手洗水の滝(弘法大師が祀られている壱岐の霊場の一つ)

 
"お手洗水の滝"・・・にはハイヒールでは絶対に行けません。島民にはあまり知られておりません。時として、どこからともなく人が現れ滝に打たれている行者の姿は今も続いているようです。勿論、信者の方々は今も訪れられています。
季節には、蛍が飛び交い・やまもも・ひわ(ビワ)・ぐみ・白魚などがたくさんありました、採れました。しかし今では、環境破壊の影響か?・・・それも、消えつつあるようです。
そこに、飛び出たパワーストーン????・・・何かのメッセージがきっときっとあるように感じています。
ひとしずく:壱岐日報H22.8.2から転載
郷ノ浦町有安触、「御手洗水(おちょうず)の滝」には、弘法大師(空海)の杖の一突きで水が流れ出したという伝説があり、千数百年もの間、水が枯れたことがないとされ、この滝に打たれると家内安全、健康保全によいともされているという

その滝の前に、昭和52年(1977年)にお堂、倉庫などが信者の浄財で建てられているが、今年5月、お堂と目の前の半城湾までの、何もないわずかなコンクリートを敷いたスペースに、長さ約1・5b、幅約1bほどの大きさの岩が突然現れた

その岩は後ろの崖からお堂と倉庫の間をすり抜けて落下、座していることから、「奇跡の石」「神業の石」などと呼ばれており、神仏に詳しい人に写真を見てもらうと「この石はただの石ではなく高い美空の大王神様で、厳しい状況の壱岐を救うためにこの地に」などと語ったという

信者の方が写真と説明文を持って来たこともあり、現地に先日出掛けてみたが、先にも記した通り建物を壊した跡はなく、その岩の後に少しズレた跡があったくらいで、こんな狭い場所にまったくうまく落ちて(降りて)きたものーと驚かされた。最近は、パワースポットブームとかで、こうした現象や場所もそれにあたるのだろうか

今後、信者の人たちはその岩に感謝しながら大切に祀り、毎年「七夕」の日に大祭をするという。
追記
☆すぐ近くには東風石が鎮座する爾自神社(にじのじんじゃ)も有ります。