壱岐市の誕生を祈念して ー壱岐国心の祭典〜心の世紀・今壱岐から一 (趣旨) 古く神話の時代にさかのぼれぱ、壱岐は天一柱(アメノヒトツバシラ)と言われ、天地をつなぐ世界の中心とされており、これを裏付けるかのように、島内には数多くの神社も残されております。また壱岐は、わが国と大陸とを結ぶ重要な交流拠点として、古くから賑わいと活気に溢れた島でした。 一支国の首都である原の辻の賑わいや朝鮮半島との外交拠点であったことを物語る古墳群の存在、遣新羅使、渤海使、遣随・遣唐使の往来、朝鮮通信使寄港などで、華ゆかな文化を開花させていた大陸文化吸収の先進地、それが古きよき時代の壱岐であり、これらの過去の輝かしい時代を物語る多くの「歴史的遺産」と「歴史に培われた心」が壱岐には伏流として受け継かれております。 しかし近代文明の洗礼を受けた多くの地城では、大量消費時代の物質的な豊かさを追い求めるあまり、「歴史的遺産」や「歴史に培われた心」が、表舞台から姿を消してきており、21世紀を迎えた今,都会にはビルが林立し、物は至るところに溢れてはいるものの・自然環境や「ひとりひとりの心を置き去りにしてきた20世紀のあり様が反省され、「物の豊かさより心の豊かさ」を求める声が年々強くなっております。 こうした「心の豊かさ」が求められている今、「歴史に培われた壱岐の心のすばらしさ」を壱岐島民自らが認識し、改めて壱岐の原点に帰り復活させていく契機とずるために、壱岐の数々の貴重な歴史的遺産を活かして、原の辻の魅力を伝える催しや古噴・神社仏閣巡り、壱岐神楽の舞、壱岐の自然や暮らしと触れ合うイペントなどを、壱岐と関わりのあった国々や壱岐ゆかりの方々、壱岐出身の方々にも広く参加を呼びかけながら、地域づくり団体やNPOなどの多様な実施主体の参画で開催し、人と人との心のふれあいを、自然や歴史との感動的な出逢いを通じ、「歴史に育まれた心の島壱岐」を全国に発信することで、九州大会・全国大会の誘致や観光客の誘致など交流人ロの拡大を目指ずイベント「壱岐国ルネッサンス」を島を挙げて開催します。 壱岐国ルネッサンス実行委員会 |