平成15.08.07
モンゴル国ガンダン寺ハンバラマチョイジャムツ管長猊下
お別れの会


鎌倉幕府執権北条時宗は、元冠の役の翌年、敵味方供養のため鎌倉円覚寺を建立しました。それから721年の歳月をへた今日、そのとき戦場となり、占領された地、壱岐で9月16〜18日に、文字通り敵味方鎮魂地球平和祈願を、モンゴル国最大のガンダン寺ハンバラマ・チョイジャムツ管長猊下が来日されて行います。先ず最初に円覚寺から元寇遺跡を巡歴され、高野山密教と敵味方鎮魂地球平和祈願の秘法、壱岐国一の宮天手長男神社にも参列され、神仏の徳をもって目的をとげられます。

また、高野山蓮花院東山泰清阿闇梨は、この鎮魂供養が来年には、
豊臣秀吉の朝鮮出兵(韓国の壬申倭乱)の敵味方鎮魂地球平和祈願の実施を計画されています。モンゴルでは、元冠の役の印象は薄く、ハルハ河戦争(ノモンハン事件)が強烈に残っています。歴史になっている過去に、怨みと化して鎮魂を待つ「敵味方鎮魂地球平和祈願」を考えさせられました。いままで考えられない敵味方鎮魂が、国際的な広がりをもって世界に発信され、それは小さなものですが、21世紀を救う大きな鍵になるこを信じます。

今回、チョイジャムツ管長猊下は、長崎原爆、京都仁和寺、上賀茂・下鴨神社、東大寺、春日大社、三輪明神、高野山、さらにモンゴル力士が活躍する相撲千秋楽、皇居前と、日本の精神文化に直接触れられ、短い時間ですが、古代より継承されてきた聖地・霊地からうけられた清浄なものからの感受は計り知れないものがあります。このことがモンゴル国民に大きな影響を与えるものと思います。

お別れを惜しむとともに、「日本印象」の一端をお願いし猊下の送別の会を開きます。駐日モンゴル国バトジャルガル特命全権大使、インド大使館ラブサン公使・チベット文化研究所ペマ・ギャルボ所長が出席下さいます。

すべて存在するものの「いのち」を大切にするアジアの精神文化の上に、環境サイクルを考えようとする道が新たに開かれようとしています。多くの方々の温かい魂が、集いモンゴルの草原に広がらせたいと存じます。

全国一の宮巡拝会世話人代表 入江孝一郎(社団法人日本移動教室協会理事長)



チョイジャムツ管長猊下お別れの会

日時 平成15年9月21日(日) 18時30分
場所 パレスホテル ダイヤモンド・ルーム

   〒100-0005東京都千代田区丸の内1-1-1 皇居前(03-3211-5211)

会費 15.000円(振替用紙 郵便為替00100−00131430)
申込 9月5日までに電話・FAXで出欠をお知らせください。
事務局 全国一の宮巡拝会
〒101−0062 東京都千代田区神田駿河台3−7 
TEL 03−3294−1200・FAX 03−3294−3700