「元使五人塚」朝青龍関らお参り
平成十七年四月十六日に開催される「大相撲藤沢場所」を前に、横綱・朝青龍関らモンゴル人力士八人が十五日、鎌倉幕府に処刑された元の使節五人が眠る藤沢市片瀬の常立寺を参拝した=写真。一二七四年の蒙古軍の襲来後、皇帝・フビライは五人の使節を送って日本に降伏を要求したが鎌倉幕府が拒否して五人を処刑。五人は同寺に埋葬され、建てられた墓石が「元使五人塚」と呼ばれるようになった。
この日、同寺に力士団が現れると、つめかけた観客からは大きな歓声が上がり、朝青龍関が子供たちを抱きかかえる一幕も。力士団は神妙な表情でお参りし、朝青龍関は「国のためにすごいことをした人たちだ」と話していた。
(情報源平成17年4月16日産経新聞)
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